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中国南車·北車合併、競争力が浮き彫りに
2015年 1月 15日21:20 / 提供:

 海外メディアの報道によると、中国南車と中国北車は合併により、国際市場のライバルに立ち向かうことを目指している。ドイツ「世界鉄道技術設備市場」が示しているように、世界レール交通設備市場で、中国北車と中国南車は上位2位にあり、ボンバルディア、シーメンス、アルストム、GE、日本川崎は順に続く。中国南車と中国北車の売上累計は同5社の累計に相当する。合併により、国際での存在感を高めることができる。

 

 長江証券のアナリスト、章誠氏は「両社の技術は以前、日本やドイツなどから輸入したものであった。合併後、両社は互いの資源を統合し、技術開発や基準策定を加速させ、中国のハイエンド設備製造を国際化させる」と語った。

 

 合併の目的に関し、両社は有力者連合やシナジー効果により、中国のハイエンド設備製造を一段と国際化させる方針である。中国はいま、ロシア、モンゴル、インド、タイなどと協力事業を協議中、ラオス、中東欧、キルギスタン、ウズベキスタン、アメリカなどとの協力事業を後押ししている。この際の合併は時流に応じるもので、過当競争を減らす上で役立つ。